くるまっさのブログ

資格試験や大学院入試の対策方法の紹介を中心としたブログ、でしたが最近はいろいろ。

修論の中間発表に向けたアドバイス

 

くるまっさです。

 

本日、修士論文の中間発表が行われました。

 

わかってはいましたが、終わってみるとあっけないものです。

 

 

日曜日と祝日に、指導教員とみっちりディスカッションとリハーサルをして臨んだのが非常に良かったなと思いました。

 

それでも、「堂々とした姿を見せようとゆっくり話していたら終わらなかった」という事態になりましたが(笑)

 

まわりの人はというと、だいたい自分と変わらないクオリティかなと思います。

中には、若干内容が浅く聞こえるものもありましたが、、、(おそらく、実際には多くの苦労をしながらたくさん実験していると思うので、伝え方の問題だとは思います)

 

やはり、指導教員の指導をしっかり受けるのは大事です。

 

さて、今日は「これから修士の中間発表をする人」に向けてアドバイスを書きます。

 

ちなみに、想定している読者は、

  • あまりやる気がない人
  • 遊び過ぎて進捗がヤバい人
  • いまいち研究にのめりこめない人

ですので、既にバリバリと成果を出している方は以下を読む必要は無いと思います(笑)。

 

それと、私が工学系の研究なので、それを想定しています。

人文社会科学系だと、また話は大きく変わると思います。

 

 

 

中間発表の要旨提出前までにやること

 

研究テーマは早く決めよう

 

詳細な研究テーマ(論文のメインになりうる実験内容)は遅くともM2の5月ごろまでに決めましょう。

 

 

良くあるのは、「M1からなんとなく実験をしているけど、論文のテーマがいまいち定まらない」という状況。

 

私もそうでした。

 

M1の6月ごろからコンスタントに実験を続けてきましたが、詳細なテーマを決めたのはM1の5月下旬(メンタルを壊して復帰した直後)でした。

 

このタイミングがデッドラインだったなと思います。

 

 

※メンタルを壊した話は以下からどうぞ

 

www.kurumassa.xyz

 

 

中間発表では、研究の目標とそれに至るまでの道すじ、そして自分が今どこにいて何をやって何がわかったか、を報告する必要があります。

 

いくら実験していても、目標が定まっていないと、「その実験は何のためにやっているんですか」という話になって終了です。

 

M1のうちは試行錯誤しながらフラフラしても良いと思うのですが、M2になったらしっかりとテーマを定めましょう。

 

 

指導教員と議論して実験を進めよう

 

実験をしましょう。

 

この時大事なのは、指導教員と議論をしながら実験をすすめること。

 

M2の能力なんて赤ん坊のようなものなので、自分だけでいろいろ進めてもボロがたくさん出ます。

 

私も何度も、「そんな実験しても意味ないよ」と言われて悔しい思いをしてきました。

 

で、そういわれると、「じゃあどうすればいいんですか!!」という話になりますが、自分の意見をしっかりと持って指導教員と議論すれば、必ず方向性が見えてきます。

 

一人でやっていると、最後になって、「この実験、意味なくない?」と言われて終了です。

 

 

私の同期で、私以上に苦労している学生がいるのですが、彼は「指導教員との議論を避けて実験をしている」んですね。

 

で、進捗報告でダメ出しされまくるという、、、。

 

 

要旨提出時にやること

 

提出前に必ず指導教員からレビューをもらう

 

発表前に要旨の提出が課されている場合、なるべく早く書き始めましょう。

 

おすすめは、提出10日前くらいから書き始め、提出1週間前に指導教員からレビューをもらうことです。

 

この時、とにかく最初は「書き上げる」ことを目標にします。

 

どうせ、レビューでぼろくそに赤ペンが入ります(笑)

 

 

一度レビューを頂いたら、2度目で丁寧に清書しましょう。

 

最後にもう一度指導教員に確認をとってから提出できるとベストです。

 

 

発表(プレゼン)に向けてやること

 

まずは大雑把に作って指導教員に見せる

 

要旨の内容に従って、ざっくりとスライドを作りましょう。

 

この時、あまり時間をかけすぎないようにします。

 

要旨と同じく、どうせ指導教員から修正されます。

 

早めに作って、レビューをもらいにいきましょう。

 

 

2、3回はリハーサルをやる

 

スライドができたら、リハーサルをやりましょう。

 

最低でも、2、3回はやったほうが良いと思います。

 

この時、本番同様に立ちながら大きな声を出してやることをおすすめします。

 

リハーサルをやるかどうかで、本番当日の焦り度合いがまるで変わります。