Fiqure IQ TestでIQを測る方法
【2019/5/21追記】現在、Fiqureのサービスが停止しているようです
こんにちは、くるまっさです。
今回は、資格とはちょっと違うのですが、「Fiqure」というテストをご紹介します。
こちらはIQ(知能指数)を測るウェブテストで、個人のパソコンでいつでも受験できます。
私は今年の春に受験してみました。
「IQを測るテストはよくあるよね」
と思われるかもしれませんが、Fiqureは信憑性が高い(と考えられている)テストで、一部の高IQ団体の入会にも使えます。(詳しくは後述します)
「高IQ団体に所属したい!!」
と思った方、Fiqureの受験を検討してみてはいかがでしょうか。
そもそもIQとは
IQ……
簡単に言ってしまえば、「頭の良さ」ということなんでしょうけれども、世の中一般でいうところの「学力」とは少し違うのが興味深いところです。
もちろん、私はIQに関して専門的な知識は有していませんので、IQに関して個人的な意見を述べるのは控え気味でいこうと思います…。
IQは平均を100として、スコアが大きいほど知能が高く、スコアが小さいほど知能が低いことを示します。
まず押さえておきたい大事な事実がありまして、、、
それは、
IQの数値は標準偏差(=standard deviation, sd)に依存する
ということです。
もう少し正確に言えば、IQを測定するテストが採用している標準偏差に依存するということになりますでしょうか。
すなわち、同じ頭脳の持ち主であっても、テストのsd(←標準偏差。以下、標準偏差はsdと略します)が異なれば、スコアは変わってくるのです。
ふつうはsdとして15を採用します(sd15)が、16や24の場合もあります。Fiqureではsd15のスコアが表示されます。
sd15では、70~130の間に約95%の人が含まれます。すなわち、69以下と131以上にそれぞれ約2%~3%(より正確には2.28%)の人がいるということになります。
上位2.28%の知能を持つ人のIQは、sd15では130ということになります。が、sd16だと132、sd24だと148に変化します。
逆に言えば、同じ「IQ130」でも、それがsd15なのかsd16なのかsd24なのかで、だいぶ意味が変わってくるということです。(sd16のIQ130は上位3.10%、sd24のIQ130は上位10.3%です)
テレビなどのメディアでは、IQを高く表現するためにsd24のスコアで表現することが多いようです。
sdによるスコア違いについては、こちらのチャーリーさんという方のブログに換算表とともに詳しく書かれていますので、是非参照してみてください。→ 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
まずはFiqureのfree testをやってみましょう
Fiqureのサイト(http://testmyintelligence.com/)には無料のお試し問題があります。
画面上部の「free test」をクリックすると、お試し問題が受験できますのでやってみましょう。
本番前にこのfree testをやっておくかどうかでかなり結果は変わると思います。
見ていただければわかりますが、問題は全て、3×3に配置された図形の右下部分(ここは空白になっている)に当てはまる図形を選択肢から選ぶというもの。
規則性を素早く見つけられるかどうかを判断しているのでしょう。
このfree testでは、IQ130(sd15)程度まで判定してもらえるようです。(全問正解だと、「higher than 130」と出る)
※本番の試験はIQ166(sd15)まで測定できるようです
Fiqureの受験方法
Fiqureのサイト(http://testmyintelligence.com/)から受験できます。
受験料として、1回の受験だと9.99ユーロが必要です。PayPalで支払いますので、クレジットカードがあれば大丈夫です。
3回と10回のセット購入もできて、それぞれ19.9ユーロと49.5ユーロです。(←私が英語を読んで判断しているので、違っているかもしれません……。とりあえず私は19.9ユーロ払って3回できるようになったので、たぶん合っていると思いますが!)
購入した受験権は他人に譲与することもできそうな感じですが、ちょっとやったことが無いので詳しくは書けません…。
高IQ団体の入会資格で使えるのは初回のテストのみの場合がある、ということを押さえておいてください。これは、それぞれの団体の規定しているルールによります。
「とりあえず1回目は適当に~」とやっていると、取り返しのつかないことになる可能性があるので気を付けましょう!
ま、その場合は新しくアカウントを作りなおせば問題なさそうですが(笑)。
Fiqure対策法
まず、受験してみた感想から。
30分で50問を解くのですが、時間との戦いでした。
基本的に後の問題ほど難しくなっていくのですが、私の場合は最後ギリギリ時間が足りないくらい…だったと記憶しています。
問題を飛ばして後で解くこともできるので、わからない問題があれば飛ばすのが良いかなと思います。
スコアは164(sd15)でした。
IQ164(sd15)ということは、上位0.0009921%(およそ10万人に1人)のIQになるわけですが……さすがに実際こんなに高くはないかと……
IQテストですからあまり対策などはない、というか対策してしまうと意味がない気もするのですが、少しだけ私が思うところの基本的なアプローチ方法などを共有しておこうと思います。
対策と言えるかはわかりませんが、とりあえずfree testは必ず受験するべきだと思います。実際の問題もfree testそっくりなので。
で、図形の規則性に関してですが、いくつかパターンがあります。free testを何度か受験し、基本的な出題パターンを把握するのが良いでしょう。
私が思う最低限押さえておきたいポイントは、
①横方向に見るとよい…ことが多い
②排他的論理和の関係になっていないかチェックする
の2点でしょうか。
これ以上具体的なことを申し上げるのはマズい…かもしれない気もしなくもないので、この辺でやめておきます笑。
高IQ団体について
何度か「高IQ団体」という単語を書きましたが、皆さんは高IQ団体の存在をご存知だったでしょうか。
日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、高IQ団体というのは、高いIQをもつ人たちが集まる団体で、世界中にいくつもあります。
Wikipedia(「高IQ団体」)にも、少し説明が書かれていますので(必ずしも情報が正確かはわからないですが)興味のある方は読んでみてください。
私はこのFiqureの結果を使って、Global Genius Generation Group や HELLIQ Society など(他にもう1つあります)の高IQ団体に所属しました。
現在、ISI Societyという団体に入会するために色々と模索しています。
※この団体は、IQのスコア以外に芸術的な作品を制作して提出する必要があるようです
Global Genius Generation Group と HELLIQ Societyへの入会方法は、また日を改めて紹介できればと思います。
それでは、今回はこの辺で。