くるまっさのブログ

資格試験や大学院入試の対策方法の紹介を中心としたブログ、でしたが最近はいろいろ。

パンシェルジュ検定2級、3級の勉強法

 

このたび、パンシェルジュ検定1級に合格しました。

 

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パンシェルジュ検定1級の合格証書。点数はボーダー...

 

パンシェルジュ検定とは、パンに関する資格試験で1級から3級まであるのですが、2級と3級に合格して以来、実に2年越しの1級合格です。(2級と3級は同時受験で、その1年後に受けた1級は不合格)

 

今回は、まず2級と3級の勉強法について、ご紹介したいと思います。

 

 

パンシェルジュ検定の出題内容

 

出題内容は、

  • パンの種類(3級)
  • パンの製法(3級)
  • 代表的なパンのレシピ(1級、2級、3級)
  • パンとベーカリーの歴史(2級、3級)
  • パンの市場とトレンド(1級、2級)
  • パンショップの経営学(1級)
  • 小麦粉(2級)
  • 紅茶(2級)
  • コーヒー(2級)
  • ワイン(2級)

などなど、パンにかかわるあらゆる知識が出題され、非常に面白い内容となっています。

 

特に、3級と2級は勉強していて非常に楽しい内容でした。

 

3級に合格すれば基本的なパンの種類を覚えることができますので、パンがお好きな方は3級を受験するだけでも楽しさをわかっていただけるかなと思います。

 

2級に関しては、パンとのコンビネーション(公式テキスト第6章)で登場する、コーヒーと紅茶の部分が興味深かったですね。

 

一方、1級はなかなかマニアックな内容で、試験でもかなり細かい内容が問われる印象です。

 

パンシェルジュ検定のおすすめ度

 

3級と2級は非常におすすめです!

純粋に、パンに詳しくなれますので、役立つ場面は多いのではないでしょうか。

 

1級は、「1級をもっているぞ!」というアピールができるという意味でおすすめです(笑)

 

私も、これでアロマテラピー検定1級と並んで話題にできる資格が増えました。

 

※アロマテラピー検定については以下の記事をどうぞ!

 

www.kurumassa.xyz

 

パンシェルジュ検定の難易度と勉強時間

 

パンシェルジュ検定2級および3級の難易度は、どちらも平均的です。

世界遺産検定3級と同じか、それよりも若干難しい程度だと思います。

 

2級のほうが覚える量はありますが、3級との差はわずかです。

私は2級と3級の同時受験で、3級のほうが点数が低い結果になりました...

 

勉強期間としては、1か月前後(1日あたり1~2時間程度)を見込んでおけば良いでしょう。

 

パンシェルジュ検定の勉強法

 

とにかく公式テキスト 

 

実は、パンシェルジュ検定はかなり対策が難しい試験です。

というのも、公式問題集が存在しないため、問題演習がほとんどできないからです。

 

したがって、パンシェルジュ検定の勉強は、公式テキストを徹底的に読み込むことが全てです。

 

下位級のテキストは読まなくて大丈夫

 

3級なら3級の公式テキスト、2級なら2級の公式テキストを徹底的に読み込みましょう。

 

 

 

2級について、「3級の内容も出題範囲に含まれます」とアナウンスされていますが、3級のテキストからはほとんど出題されません。

 

よほど余裕がある場合を除いて、2級の公式テキストのみに集中するのが良いかと思います。

 

ただし、今後この傾向は変わる可能性もあるので注意してください。

なお、2級と3級を同時受験する場合は、これに関する心配がいらなくなります。

 

公式テキストについている模擬試験は解きましょう

 

公式テキストには模擬試験も掲載されています。

これは、問題の雰囲気をつかむうえで非常に重要ですので、解くことを強くおすすめします。

 

ただし、模擬試験を完璧にしても、「実際の試験では全く別の部分が出題されて不合格」ということが起こり得ます。(私の1回目の1級受験がこれでした)

 

とにかく、テキストを隅から隅まで覚えることを心掛けてください。

 

ただし、分野(章)ごとの出題数は、模擬試験と本番でほとんど変わりません。

時間がない場合は、模擬試験で多く出題されている分野に絞って勉強するのも有効です。

 

「ここまで読めば大丈夫」は、ない

 

とにかく公式テキストを読み込むしかないのですが、もちろん1言1句覚えきることはできません。

ただ、「これくらい読めば大丈夫」という基準を設定することも難しいと思っています。

 

パンシェルジュ検定は、本当にテキストのどの部分から出題されてもおかしくありません。

時間の許す限り、ゆるゆるとテキストを眺めましょう。

その際、先ほど申し上げた通り、模擬試験で出題数の多い分野を重点的に読むと良いと思います。

 

 

公式問題集などがあればかなり勉強しやすいのですが、いまのところは公式テキストのみで頑張るしかありません、、、